一人作業の見守りセミナー ポイント解説
2022.05.25
先日、弊社で開催いたしましたウェビナーのご紹介です。
「製造業・建設業における一人作業の見守り~withコロナ・アフターコロナにおいて必要なこととは?~」のテーマで、
・一人作業のリスク
・「Work Mate」を活用した解決策
について主にお話いたしました。
◇「Work Mate」は、医療機器ではなく、疾病の診断、治療、予防を目的としておりません。
一人作業のリスク
①労働中の死傷災害の多くを占める、作業者の転倒・転落が発生しても、事実の把握までに時間がかかる場合がある。
②非対面のコミュニケーションが増えたことにより、作業者の体調の異変に気付きにくい。
「Work Mate」を活用した解決策
「Work Mate」は、作業者の異常を検知した際、現場責任者・管理者に通知を行います。
作業者の状態・位置をリアルタイムに把握できることにより、作業者に異常が発生した場合でも、現場責任者が迅速に対応することができます。
①作業者の転倒・転落に気づく
・転倒・転落検知機能
作業者の転倒パターンを検知し、一定時間動けない状態になると管理者に「転倒」のアラートが発報されます。
管理者がアラートを確認した後は、位置情報を把握し、迅速に作業者の救出が可能です。
さらに、転倒・転落が発生した場所や時間等、事故に関するデータが記録に残るので、再発防止にも活かすことができます。
転倒後怪我がなく、管理者への通知が必要ない場合は、転倒の確認表示に対し「いいえ」を押せばアラートは発報されません。 この機能により、不必要なアラートを防ぐことが可能です。
転倒のアラート
転倒の確認表示
②作業者の異変に気づく
作業者の異変に気づくための機能は3つございます。
1.パルスの変化の見える化
客観的に作業者の体調を把握する機能です。
体調が正常な場合は青色のアイコンを示しますが、作業者のパルスの異常を検知すると、作業者に「体調の注意」という黄色のアイコンを表示します。
「注意」の状態が一定時間以上続くと「体調の異常」という赤色のアイコンとなり、このタイミングで管理者にアラートが発報されます。
この機能を活用することで、作業者の体調を考慮した作業内容の指示が可能となります。
体調が正常
体調の注意
体調の異常
また、パルスの低下も検知することができ、パルスが40以下になると、パルスの低下の検知としてアラートを発報します。
2.SOSアラート通知機能
あらかじめ任意に設定した4つのSOSメッセージから1つを選択し、管理者とほかの作業者に発報をする機能です。
作業者と管理者が別々の場所にいても、状況を共有することができます。
3.熱中症予兆検知
作業者のパルスの変化から熱中症の予兆を検知すると、「アラート」が作業者と管理者に発報されます。
アラートの後休憩を経てパルスが安定すると、「回復」の通知が作業者と管理者に発報されます。この機能を活用することで、離れて作業をしていても、休憩・作業緩和・作業復帰の指示を出しやすくなります。
※熱中症予兆検知については、「熱中症対策セミナー ポイント解説」もご覧ください。
熱中症予兆検知
回復の検知
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