- Home〉
- How ユビテックの技術〉
- AIの匠
AIの匠アプリケーションの匠
ソリューションを提供
2011年入社
IoT事業第2部 室長
社会に貢献できるソリューション提供を目指す
業務の目指すところは?
IoTイノベーション室は、2018年1月に発足した設立間もない部署です。最大のミッションは、ユビテックの製品・サービスで蓄積したデータを活用して、「既存製品/サービスの付加価値を上げること」「新しいサービスを提供すること」です。
IoT・AIを活用して、作業者の安全見守りや製造業の生産性改善など、社会に貢献できるソリューション提供を目指しています。
所属する業務の役割をおしえてください。
主な業務はデータ分析と、データ分析で得られた成果物(自動判定など)をサービス化することです。
例えば、Work Mateであればバイタルデータなど各種センシングデータを分析して「作業者のある特定動作を検出」「普段と異なるバイタルの傾向を検出」できるモデルを検討します。
精度検証した結果、効果が認められれば、順次、システム実装・サービス提供していきます。
また、製造業向けソリューションであれば、例えば、設備データと品質情報から不良要因分析し、不良要因と考えられる候補に関してレポートという形式でお客さまに提供しています。
コンテキストを理解した上で、いかに適切な仮説を立てれるか
具体的にどのような業務をしていますか?
実際のデータ分析は、機械学習、ディープラーニングを利用するケースが多いです。弊社には日本ディープラーニング協会のE資格、G検定の資格保有者が複数在席しており、複雑なデータから有意な関係性を導いたり、精度改善に取り組んでいます。
もちろん、分析者による手動分析も行っています。無数にある組み合わせの中や、埋もれた関係性を導けるかどうかは、データのコンテキストを理解した上で、いかに適切な仮説を立てれるかにかかっていますので、さまざまなデータや案件をこなす中で、関係者と議論を重ね、仮説・検証力を養えるよう常に心がけています。
これまでの実績は?
まだ、トライアル中のところも多いですが、データ分析から有意な結果を得られた事例も出てきています。
【主な取り組み実績(一部、取組中含む)】
- Work Mate
- ・転倒検知
- ・体調不良予測
- D-COLLECT
- ・ゴム成形 不良要因分析
- ・プラスチック成形 不良要因分析
- その他
- ・鍛造 不良要因分析
- ・飲料メーカ 需要予測
センシング、IoT化も含めてソリューション提供できる、ユビテックの強み
今後の展望は?
機械学習やディープラーニングはある特定分野で成功していますが、失敗事例やPoC止まりのものもあり、二の足を踏まれているお客さまも多い状態かと思います。
IoT・AI活用で成功するには、専門のスキルも大切ですが、適切なデータを選定・準備できるかもとても重要な要因です。
これら全てを揃えることはそれなりに大変ですので、AI活用が進まない一因と考えています。
だからこそ、私たちの様な、センシング、IoT化も含めてソリューション提供できるのは、ユビテックの強みであると自負しています。
IoT・AIを活用して、作業者の安全見守りや製造業の生産性改善など、効果的なAIの成功実績を積み上げ、社会に貢献できるソリューションを提供していきます。