「Work Mate」の屋内測位の活用例

2021.05.31

今回は、「Work Mate」で蓄積した屋内位置測位の位置情報の活用例をご紹介します。

重大な事故を防ぐために

管理者が見渡せない広さの工場・作業現場では、「熱中症」や「転倒・転落」など労働災害につながる事象の発生に、すぐに気がつくことができません。

そうした重要な場面で役立つのが「Work Mate」の屋内位置測位です。
例えば、作業者の「熱中症予兆検知」時には、休憩が必要なタイミングを作業者と管理者の両方にアラートで通知します。管理者は、管理画面を見て、作業者がどこにいるかを把握し、作業者へ休憩の指示をすることができます。

蓄積したアラート情報を活用し、作業改善へ

「Work Mate」では、アラート発生場所と時間を月単位でまとめて確認することができます。テストケースとして、「第2技術部 第1チームの管理者」として、2021年4月のアラート情報を見てみましょう。


「アラート発生時間」のグラフ縦軸が「回数」、横軸が「時間」になりますので
検査エリアで「熱負荷アラート」が13時に2回、14時に4回、
製造エリアで「転倒アラート」が19時に1回発生しています。

この結果から、熱負荷の高い13時、14時に実施していた検査エリアでの作業を8時~12時の間に行うことができないかを検討したり、転倒リスクのある製造エリアにおいて夜間の照明の照度を明るくできないかを検討したり、と、傾向を見て作業の改善方法を検討することができます。

まとめ

安全見守りサービス「Work Mate」は、作業者の「位置情報」および「アラート発生場所の見える化」により、安全な職場作りにお役立ていただけます。

働き方改革が叫ばれているいま、安全管理の取り組みとして導入をご検討されてはいかがでしょうか?多機能かつ、広範囲に使える安全見守りサービス「Work Mate」。
ご興味をお持ちいただけましたらまずは、Web会議をお申し込みください。

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