センシングの匠

センシング「とる」技術を極め、社会課題の解決を目指す。

テレマティクスで危険運転ゼロへ

ユビテック開発技術部
電子T/ファームウェア
羽鳥 敦久

────担当業務は?

自動車向けのテレマティクスを担当しています。当社の車載機で車両から正確に速度、位置、距離などの情報を取得・集計し、Webシステムのサーバーへ送って運行管理を行うシステムです。走行経路、時間、燃費、運転挙動、危険運転などを知ることができます。

────危険運転とは?

急加速、急ブレーキ、長時間連続運転などです。データをもとに運転指導を行ったり、2時間連続運転をしたらアラートを鳴らすなど、運転中の無意識の自分の行動を知ることができますので、危険運転による事故を減らすことにつながります。

10万台の実績の中で培った技術と信頼

────これまでの実績は?

現在、テレマティクス向けの車載機は10万台以上販売しておりますので、国内の自動車の760台に1台には、私たちが作ったものが搭載されている計算です。この開発を始めて8年以上経過し、2700種の型式に対応してきました。国内を走行中の小型の日本車であれば、ほとんどの車両から情報を取得することが可能になっています。

────印象的なエピソードはありますか?

実装試験でのデータ収集のために、実際に私達自身が車を運転し続けるという作業がありました。年末の忙しい時期だったので体力的、精神的に厳しかったのですが、お客さまから「ユビテックさんに作ってもらったものが非常に便利だよ」と言って頂いた際、これまでの地道な努力が報われ、非常に嬉しかったですね。

少子高齢社会に対応するIoT技術の可能性

────今後の夢は?

高齢者の危険運転などの事故が社会課題となる中で、幅広いドライバーの安全をサポートしていきたいと考えています。また当社はセンシングからつながるさまざまな技術を持っていますので、今後はスマートウォッチなど“IoT×人の動き“の”見える化”を実践していきたいです。例えば、年配者の熟練のノウハウを若い世代へ残していくためのデータ集計など、工場、農業、住宅、オフィスなどさまざまな分野で情報の見える化を進め、未来に向けて社会に役立てていければと考えています。

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